こんにちは。
エグゼムギターのメタル高橋デス!
本日のテーマは、ギターのクリーニングについてです。
ギターの弦交換は誰もがすると思いますが、その際に行うと良いギターのクリーニングについて解説していきます。
今回はボディ・ネック編ということで、ギターポリッシュを使って塗装された部位をクリーニングしていきます!
ギター初心者の方などで、どのようにギターをクリーニングすれば良いのかわからない方の参考になる記事となっております。
まずはじめに、ギターポリッシュを使ったクリーニングについて、詳細を動画で説明していますので、こちらをご視聴ください↓↓
弦交換時に行うギターのクリーニング
まずは、弦交換のついでに行うギターのクリーニング、メンテナンスについて解説していきます。
弦交換時に行うクリーニングは、ボディやネックのポリッシュ磨きだけではなく、このような部位で行っていきます。
ボディ全体・ヘッド・ネック
フレット
指板
金属パーツ
電子パーツ
まずは今回の記事で解説する塗装面のポリッシュ磨き。
フレット磨き
そして、使用していれば必ず色がくすんでいくフレットもこの機会に磨いていきます。
フレットをピカピカに磨くだけで、テンションが上がりますので、次回の動画と記事を見て、ぜひチャレンジしてみてください!
指板磨き
そして、手の汚れがつきやすい指板の清掃も行っていきます。
メイプル指板の場合は塗装面ですので行いませんが、ローズウッド指板やエボニー指板は未塗装ですので、その部分をオレンジオイルやレモンオイルでクリーニングします。
指板のクリーニングについても次回以降解説しますので、楽しみにしていてください。
金属パーツ磨き
そして次に、金属パーツ類のクリーニングを行います。
ペグ、ブリッジ、ノブ、ジャックプレート、ストラップピン、ネックセットプレート、各種ビスは時間が経つにつれて、白く曇ってしまったり、サビが出てしまいます。
金属パーツのクリーニングを行えば、新品同様のピカピカのギターになりますので、出来れば行いましょう。
電子パーツクリーニング
そして最後に、電子パーツの清掃です。
電子パーツにガリが出ないように、接点復活剤を流し込むことで、電子パーツの寿命を伸ばすことが可能です。
ガリがまだ出ていない状態でも、予防策としてやっておくことをおすすめします。
ギターボディ・ネックのクリーニング方法
それでは実際にエレキギターのボディとネックをクリーニングしていきましょう。
弦、パーツを外す
↓
乾拭きでホコリ落とし
↓
ポリッシュ磨き
↓
乾拭き
まず弦と邪魔になるパーツをなるべく外してから行いましょう。
乾拭きでホコリを落とす
まず行うことは、弦が張ってある状態で中々清掃を出来ない箇所を中心にホコリなどを払っていきます。
特に赤色で囲った、弦の下の部分はホコリがたまりやすいので、しっかりホコリを取っておきましょう。
あとは全体的に軽く拭いていただければOKです!
ギターボディ・ネックの塗装部分にポリッシュがけ
そして次にいよいよギターボディにポリッシュがけを行っていきます!
汚れがひどい箇所を重点的に、少し力を加えてゴシゴシと磨いていきましょう。
ウレタン塗装の場合は塗面が頑丈ですので、強く磨いても問題ありません。
ただ、古いギターやラッカー塗装のギターの場合は、ギターポリッシュの種類や加える力に気を使いながら行っていきましょう。
ギターポリッシュの使い方
ギターポリッシュは画像のように、クロスに適量つけて使用していきます。
アーティストのサインは大丈夫?
画像のようにギターにアーティストのサインがある場合は、もちろん避けてポリッシュをかけた方が良いです。
油性ペンの場合はそう簡単に落ちないと思いますが、念の為気をつけましょう。
※ちなみに画像のサインはガルネリウスのSyuさんのサインです。
最後の仕上げで乾拭き
気になる方は、念の為最後に乾拭きをもう一度行って完了です!
汚れを片っ端から落として磨けば、新品同様のピカピカ状態にすることが出来るのでテンションが上がりますよ!!
おすすめのギターポリッシュ
最後に、おすすめのギターポリッシュをご紹介します。
ただ、ぶっちゃけ言うと、各社からギターポリッシュが出ていますが、そこまでの大差はないです(笑)
ギターポリッシュについては他社と差をつけづらい部分ですので、値段などで決めてもいいと思います。
僕が使用しているのが、こちらのギターポリッシュセットです。
ギターのクリーニングには各部分で違うグッズが必要になってきますので、この機会に揃えておきましょう。
今回のボディ、ネック編は以上になりますが、次回はフレット磨き、そして指板磨きなどを取り上げていきますので、引き続きよろしくお願いします。