こんにちは。エグゼムギターのメタル高橋デス!
本日は、お知らせ的な内容になります。
先日、ラムトニックカンパニーというSonicギターの運営会社の方から連絡をいただき、実際に打ち合わせの方をさせていただきました。
その際、Sonic製のパーツのラインナップ等のお話をしていただき、その評判の良さなどを加味して、EXEM GUITARSでも、Sonic製のパーツを取り扱うこととなりました。
また、Sonic製パーツやポット類、サーキット関連の交換作業をして欲しいという方がいましたら、そちらもお受け可能ですのでご連絡ください。
詳細はこちらの動画で解説していますので、まずはご視聴ください!!
ラムトニックカンパニー Sonicとは?
ラムトニックカンパニー社は1983年に竹田豊氏が作った会社であり、Sonicギターの運営会社です。
かなり老舗のギターブランドであり、竹田氏本人が組み込み等を行なっているため、月の生産数も限られ、一本一本凄まじい拘りの元にギターが作られています。
実際担当者の方とお話をしたのですが、そこまで拘るのかという細部にまで気を使った品質管理には脱帽しました。
圧倒的な経験値を活かし、多くのスタジオミュージシャンに愛される一本を作っており、ハンドメイドギターの極みと言っていいでしょう。
そして、長年の経験からオリジナルパーツのリリースもしており、これもまた細部まで拘り抜かれたオリジナルパーツが販売されています。
配線材もミリ単位で正確にカットされており、配線に使用するハンダも3種類に分けているほどの徹底した拘りです。
プレイテックのギターのパーツをSonic製に変えるだけでも、クオリティが数段階アップするという評判も聞いておりますので、
EXEMギターもギター一本のクオリティをアップさせるために、Sonic製のパーツを積極的に使用することに決定しました。
竹田豊氏著書 エレクトリックギターメカニズム
ちなみにですが、ラムトニックカンパニーの竹田氏は、エレクトリックギターメカニズムという本を出しています。
この本は、現役のクラフトマンやリペアマンが一番参考書として読んでいるこの界隈の伝説的な本です。
ギター一本にここまでの要素が詰め込まれているのかと驚いてしまうほどの内容が書かれています。
ギタークラフト学校でも教えてくれないほど細かい話が書いてありますので、ギターのメンテナンスやリペアに興味がある方は、一冊持っておいても良いと思います。
Sonic製水性導電塗料
ソニック製水性導電塗料は、筆塗りで簡単に施工することが出来、さらに有害物質を含みませんので、安全性も高いです。
万が一ギターのボディについてしまった場合も、水で洗い流すことが可能です。
EXEM GUITARSでは、導電処理の依頼があった際、ソニック製の導電塗料を標準で使用することになりました。
ご自身で導電処理を行う場合も、ソニック製はとても品質が良いものですので、ぜひお試しください。
ちなみに、この商品一つで、ストラトキャスター3本程度の塗布が可能です。
Sonic製配線用ワイヤー
続いて、Sonic製の配線材についてです。
こちらの商品もエグゼムギターの配線材として標準で使用することになりました。
写真のものはHW-01という商品なのですが、ポリエチレン製皮膜が使用されており、ハンダの熱に強く、さらに取り回しもしやすい柔らかさです。
音に関してももちろん問題なく、担当者いわく、音に関しては素直に音を通してくれるようです。
伝わってきた音をそのままシールドに流してくれるというイメージで、配線材によって音に変な特徴が生まれてしまうということもありません。
ですのでこちらの配線材もオススメです。
ステイブルチューン・トレモロ・キット
こちらのトレモロユニットは、竹田氏がフェンダーのリペアを長年行なっていた経験から作成したユニットです。
アームを動かした際にどうしても起きてしまうチューニングのズレを研究し、1/100ミリの精度でパーツが設計され、チューニングのズレが限りなくなくなるようになっています。
まさそんなところに着目して改良を行なっているとは思いませんでした。
ちなみに、ケリーサイモンさんが使用しているRED HOUSEのギターのブリッジには、ソニック製のトレモロが採用されています。
こちらのブリッジは、トレモロアーム仕様のオーダーがあった際に提案させていただきます。
Sonic製メンテナンス用品
ソニックはメンテナンス用品も販売しており、その着目点も驚きです。
こちらの商品は、ポットのシャフト部を回した際にでるノイズを解消するアイテムです。
シャフト部の外側とポット本体をつなぎ、そこにのったノイズをアースに落としてしまうというアイデアです。
こんな細かいところにまで配慮を出来るメンテナンスグッズなので、ポットを回した際のノイズに悩んでいる方は、使用してみてください。
こちらは、トラスロッドのアジャスト部を回しやすくするアイテムです。
トラスロッドを回す部分は時が経つと固着して回しづらくなることがあるのですが、それを解消するためにこれを使用します。
着眼点が凄すぎますよね。
ロッドアジャスト部でお悩みの方はぜひ使ってみてください。
Sonic製シールドケーブル
こちらはスーパーソニックケーブルという商品です。
あらゆるケーブルを使い倒してきたミュージシャンが認めた、必要にして十分なクオリティを備えたシールドケーブルということです。
これだけ音にこだわっている竹田氏が作ったシールドであれば、高品質は間違いないでしょう。
気になる方は試してみましょう。
Sonic使用アーティストにBUMP OF CHICKEN 藤原基央氏
最後に、ソニックギターを使用しているアーティストについて気になっている方が多いようですので、一応紹介しておきます。
誰もが知っているBUMP OF CHICKENの藤原氏がソニックを使っているようです。
基本的にはセミオーダーメイドですが、気になる方はオーダーしてみてはいかがでしょうか?
以上長くなってしまいましたが、ソニック製ギターパーツの取り扱い開始のお知らせでした。
高品質なパーツを使用し、少しでもハイエンドなモデルを安く提供したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。